ファイル整理のために新しくHDDを新調しました。
今回買ったのは以下の型番のSeagateの8TBの外部付けHDDです。中身はST8000DM004 とのこと。SMR方式、4プラッタ、8TBのHDDです。
「 Seagate 外付けハードディスク 8TB 3.5インチ USB3.0 1年保証 Expansion デスクトップ STEB8000100」
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01HAPGEIE/
22,800 – 3000 = 19800 円
デザイン
外部付けなので、ケースのデザインはというと、シンプルなデザイン。電源ボタンも何もありません。頭に青色のLEDがついていて、電源が入るとひかり、アクセス時に点滅します。
中身のHDDが取り出せるような作りにはなっていませんが、こじ開けてHDDだけ使うというのもできそうです。
性能
7割くらい使用してからのパフォーマンス。シーケンシャルリードとライトは最近のHDDと同じくらいの性能。不満はありません。因みに普段のファイルコピーでは実測で90~100MB/sくらいの速度が出ます。
SMR方式について
このSeagateのHDDは大容量化のためにSMR方式でデータを記録していく新しいタイプで、パフォーマンスを最大限に引き出したいのなら注意が必要です。
この方式的に、頻繁なファイルの書き換えは不得意とのこと。ファイルの追記、読み込みは通常通り。初期のバージョンのHDDはArchive HDDという名前で売られていました。Archive HDDが出たときは3万円前後だったので、結局買わなかった
ユースケースとしては、普段使いのHDDやSSDとは別の用途で、大きなファイルをしまっておいて、あとはもっぱら読み込みで使う感じでしょうか。あとは、定期的なバックアップで、保存先のストレージとして使ったりなど。
現行のPMR方式では、1プラッタあたり、1.33TBが現状、市販されてる最大のもののようですが、SMR方式は1プラッタあたり2TBという高密度。SMR方式はPMRと同じ書き込みヘッドを使っていますが、データを瓦の様に重ね書きすることで、およそ1.5倍の密度を実現しています。
HAMRとMAMRといった次世代方式は、製品化まで、まだまだ時間がかかるみたいなので、それまではSMR方式のHDDがいろいろと出てくるのではないかと思います。
総括
8TBのストレージが2万円以下で買えるというのはお得。いくつかのHDDに分けて保存しておいた録画データを全部ぶち込んで、他のHDDが整理されました。私が買ったのは外部付けのタイプなので、外して引き出しにしまっておくこともできます。古くてHDDを圧迫しているファイルをしまっておくのには、ベストな選択肢なのではと思いました。Seageteさん、なかなか良い商品を出してくれたものです。